髪の短い天使
「永澤くん、ごめんね。私が障害物の時、転んだりしなかったら、今ごろ四組が一番で、赤団がかっていたのに……」
永澤くんは、苦笑いをして何も言わなかった。
どうしようか……
私は、永澤くんとわかれて、屋上に向かうことにした。
もう、校舎には人がほとんどいない。
さすがに、二日間もあるから皆すぐ帰るよね……
結局、屋上に繋がる階段に行くまでに、知ってる人には会わなかった。
階段を上がっていくうちに、誰かの歌声が聞こえた。
誰だろう……
「ゆうまでもなく わたしは〜♪」