rain×rain【完】
「じゃあ…お手伝いさせてもらいます。」
私は少し考えた末に手伝わせてもらうことにした。
「そうかい、ありがとね。」
お冴江さんはにっこりと微笑む。
…優しい人だな。
「じゃぁ陽向、桜に仕事をある程度教えてやりな。この子は陽向。ここの花魁だよ」
陽向さんは明らかにイヤそうな顔をする。
「この子に新撰組の相手させるの?」
新撰組…
なるほど、その時代なんだ。
「いいから、さっさとお行き。」
「…ついてきな。」
そう言って部屋を出て行った陽向さんに慌ててついて行った。