rain×rain【完】



透明の板は戸みたいに横にずらすことが出来た。


そこから顔を出し、下を見た。



絶叫。


なんなんだよ!?


高い。


高すぎる!!


どんなけ地面から離れてるんだよ!!




僕はつい叫びそうになってしまった口を押さえつけ、

そっとそこを離れた。



やっばい…


心臓の高鳴りが止まらない。














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