笑って泣いて恋をして。

「ノアちゃん!」


「ん?ホノリー、おひさー」


「おひさー…じゃなくて!それは、それは!恋だよ!」


恋……恋……ええ?恋ですか、ホノリさん。


「恋?」


「うん。相手に冷たい態度をされたり、相手に無視されたり、相手が笑ってくれたり、相手が自分の名前を呼んでくれたりしたら喜んだり悲しんだりするもんなんだよね。だから、ノアちゃんのそれも、」


「恋……」


恋かぁ…。

この気持ちが恋だとしたら今まで一緒に立花と居たのになんで気付かなかったんだろうな…。


「ライバルが現れてから気付く恋もあるんじゃない?」


「そーいうものですかね…?」


「…うん」


でも、恋って知ってどうすんの?

好きって知ってどうすんの?

確かに、ホノリみたいに裕人に告白できて付き合えばいいんだけど。

あたしの場合はもう、先手が打ってあるっていうのかな?
こういうのは。




< 18 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop