‡執事と御曹司‡


「御主人様 佐屋島様。ディナーを召し上がって頂けますか?」

「イヤよ。アールグレイ不味かったわよ。」

は??嘘だろ

俺は奏が淹れたのがいい




「私の執事のご飯が美味しいわよ。奏斗ォ。」


何コイツ…


さっきからの口調でまるで奏が"女"とわかってるような感じがするけど…気のせいか?












「何よ。男装して奏斗に近づくなんて…(ボソッ)」

今 俺の耳がしっかりと聞き取った




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