‡執事と御曹司‡





どの位時間が経ったのだろうか……



俺は奏が泣き止んでもずっと抱き締めていた






気がつけば日が沈みかける時間になっていた









「―――…行こうか。」







俺は気づかなかった




奏が哀しげな表情をしてしたことを…





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