私はヤクザ



智がシャワーを浴びに行ったので私は台所に行き朝食の用意をした。

そこに龍雅が現れた。

龍雅『組長。おはようございます。』

椿「おはよう・・・。昨日はありがとうね!!今から朝食作るから!!みんなのも久々に私が作るね!!!」

龍雅『ありがとうございます!!組長の手料理久々です!!』

椿「でしょ??・・・・・。ねぇ・・・?龍雅はどう思う??昨日の話。」

龍雅『俺なんかの意見なんてなんの参考にもならないですよ・・・。』

椿「何言ってんの・・・。今にも何か言いたそうな顔してるくせに。」

龍雅『あははは。組長には何でも分かるんですね・・・。俺は・・・。組長に幸せになって欲しいです。智さんと出会ってからの組長はとても幸せそうでした。だから・・・。たとえ俺らが命を狙われていても・・・。俺らのせいで組長が不幸になるのは我慢できません。だから・・・。』

龍雅はそれ以上言葉を発しなかった。
分かった。龍雅の気持ちは・・・。龍雅も智と同じ気持ち。

椿「龍雅??今日の夕方4時。みんなをまた集めて欲しい。お願いできる??」

龍雅『分かりました。七海さんたちのことは責任をもって迎えにいかさせていただきます。』

椿「ありがとう。さっ!!朝食の用意だ!!みんなに伝えて!!」

私達は広間に集まりみんなで食事をした。もちろん智も一緒に。

青葉『うわぁー組長の手料理久しぶりだ!!いただきマース!!』

椿「たくさん食べてね!!・・・智・・・。今日は学校休みだし・・・。ウチでゆっくりしていってね・・・?」

智『・・・。あぁ・・・。』

食事が終わるとみんな持ち場についた。
地域の見回りやいろいろ・・・。

私と智は再び私の部屋にいた。

椿「今日の夕方4時にまたみんなに集まってもらいたいの。智も来てくれる??」

智『あたりまえだろ。』

そんな会話をしていると・・・。
~♪♪♪♪♪♪~

私の携帯が鳴った。ディスプレーには

椿「・・・高橋・・・。」

智『・・・えっ??』

椿「もしもし」

高橋『もしもし。高橋です。』

椿「どうかした??」

高橋『いや・・・。昨日どうだったかと心配になって。』

椿「あぁ・・・。なんとも無かったよ。」

高橋『そうか。今から会えないか??』

椿「いいですよ。ウチに来てもらってもいいですか??」

高橋『分かった。今から行く。』

智『高橋なんだって??』

椿「いまからウチに来る。って。」


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