オレ様学級委員!!?
「逃げんなよな」
てねーにだけは言われたくない
「わかったよ」
もう絶対逃げないし
「うっせーな分かったって言ってるだろが」
「ねぇどこ行けばいいわけ?」
こぇーなコイツ
「だったら屋上じゃないかなぁ?」
なんだよじゃないかなぁって
「うん、ありがとうね」
何だろう?急に視界が…
ドサーーーー
あれ体が動かないなぁ――
「あのー?羽鳥さん……ちょ…ねぇ羽鳥さん」
うるさいなぁ
「な……に……」
体が熱いなぁ
「熱…朝熱何度だったわけ」
何度だったけかな?
「たぶん38度9分じゃないかなぁ」
やばいじゃないかよ
「と、とにかく保健室」
いやだ絶対にあんなところ
「いいやだ保健室にだけはいかないからな」
じゃあどうすんだよコイツ
「ねぇきみ」
「はいどうなされたんですか拓様ぁ――?」
「この子の看病するから次の時間でないって言ってくれるかな?」
出たくねぇしな
「は、はい分かりました」
「お願いね」
コイツ何処に行くのかな
バタン