占い師の恋【完】
風見さんはズボンのポケットから煙草を取り出すと、それに火をつけて紫煙を吐き出す。
ゆらり、私を見ると。何とも気まずそうに顔を歪めて話し始める。
「あ゙ー…、今んとこは緑らしい。てか緑だ。」
「何で杉山さんだって言い切れるんですか。青、それを防ぐために家に帰ったのに。」
「まあ…あれだな。青も緑も色々あんだよ。つーか俺が詳しく知るわけねえだろ馬鹿か。」
こいつ…っ!最終的に面倒くさくなって放棄しやがった。最低だ最低。何故か最後に侮辱を含む以外有り得ない言葉まで…。
腹が立ったので風見さんの吸う煙草を奪い取って灰皿に擦り付けてやった。ざまあみろ。
ついでに机に置いてあった煙草を鷲掴み握り潰して雑巾を絞ったみたいな形にしてやる。
「テメ…!茉希いいいいいいいいいい!!これは雑巾じゃねえぞおおおおおお!!?」
「ふん。」