angel ring
愛の形
今優君の隣を歩いてる。

なんか不思議…。

「ん?どうした?」

「ううん。何でもないよ〜。」

嬉しくて、つい顔がニヤけちゃう。


私…優君の彼女になったんだ…

まだなんだか信じられないよ…

だって叶う事はないと思っていたから…




優君と付き合う事になって誰よりも喜んでくれたのは友美だった。


優君と付き合う事できたのは友美がいてくれたから…。


友美は
「私は何もしてないよ。付き合えたのは二人が同じ気持ちだったからだよ。」

って言うけど実際友美がいなかったら、もぉ、優君に会う事はなかったと思う…

だから友美にはすごく感謝してるんだ。


今こうして手を繋いで歩けるんだもの…



「玲ちゃん…好きだよ…」

優君の指が私の髪に触れる…

それだけでドキドキして体が熱い…

優君は私の唇に優しくキスをした…

優君との初めてのキス…

「やっべ…かわいい…」

そう言って優君は私を抱きしめた。

それから私たちは何度もキスをした。




二人だけの時間って不思議だね…

それほど時間を感じないのに気がつくとかなりの時間が流れているんだもの…


二人だけの特別な時間…

ずっとこのままでいれたらいいのに…

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