【短編】疲れた時には…
一瞬何が起こったか分からなかった…

甘ったるく名前を呼ばれて…





いや、頭が理解したがらなかった…













だって…












彼が…













私に…キスしているだなんて…





それも甘く甘すぎるキス








びっくりしすぎて目が全開に開いている。



目の前には、うっすら目を開いてる彼のドアップ…

その目が…甘く熱く私を見つめてる…











それに耐えられるはずもなく思いっきり目をきつく閉じると、目に力を入れすぎてしまい、

その隙を彼が見逃すわけもなく、口内に彼が侵入してきた。

「…!んっんっ…はぁ…フん」

口の中で散々暴れて漸く離してもらえた。

「どうですか?」


サラッと言う彼を

息を切らしながら睨む…


「怒んないで下さいよ~主任がなんとかしろっていうから…」













そう言ってまた、顔を近づけてきた。
< 9 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop