【完】貴方が居たから。
運ばれて来たペペロンチーノとサラダ、ピザを食べながら、彼の子供好きが判明。



「長男がケン、次男がシンと言って、4歳と2歳にしてイケメンなんや。俺を“おいちゃーん”て追っ掛けて来る姿は最高やで」



「我が子なら、溺愛ですね」



「当たり前やん(笑)
女の子を産んで、奥さんと子供が俺を取り合うとか堪らんやろな!」



彼の笑顔に、つられるように、口角が上がった気がした。

幸せそうな笑顔に、私までも温かな気持ちになれる。

“もっともっと見たい”…。

彼の笑顔を、ずっと見ていたいな…。



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