2人のユウを繋いだ空




「何いってんの?

めちゃくちゃ緊張してるにきまってるでしょ。」



「そう、なの?」



嘘だ。


そんなわけ・・・




「当たり前。


こんなに速いよ。」







後ろから抱きしめられていたのに、先輩がそういった瞬間、あたしは、先輩の方に向かされていて・・・

手をとられ、先輩の胸に押し当てられていた。











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