2人のユウを繋いだ空
涙、涙、涙の嵐……
嬉しい。
幸せすぎて、おかしくなっちゃいそうだ、あたし。
でも、本当に、今日はどんだけ泣くんだろう。
だけど、幸せな涙なんだから、目がパンパンに腫れたっていい。
「……はい。遊くん。」
やっぱり恥ずかしくて、呼び捨てでは呼べないけど、あたしだって世界で一番遊くんが好き。
言ったと同時に、遊くんに抱き寄せられて、密着。
「「幸せ。」」
二人同時に、おんなじ言葉を呟いたことに、驚き顔を見合わせながら、微笑み合って……
神様と、遊くんと、あたし
三人だけしか知らない、誓いのキスをした。