FOREVER
俺は普段なら助けに行かんけどこん時は勝手に体が
動いてた。

「大丈夫ですか?」

「はい。大丈夫です。」
そう言って上げた顔は
すごい可愛かった。
大きい目に
肩まで掛かった髪
なんか吸い込まれそうやった。

「やばっ!遅刻する!」
そう言いながら女の子は
走ってってしまった。

ふと見たらケータイが
落ちてた。

(あの子のかな?)
そう思いながらケータイを拾ってポケットに入れた。
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