ドリーム!

ピンチ!

オーディション会場は俺の家から近く歩きで30分ダッシュで10分でつく。

もちろん俺達は走って会場へむかった。

「はぁはぁ。やっとついたぁ」
「普通なら20分前には会場にいなくちゃいけないんだけどね」

そして俺達は控え室へと入っていった。


ドアをあけると20組ぐらいのコンビがいた。
「みんなオーディション受けるのか」
「俺達ネタないのにつくれるかな?」
「まぁ適当に喋るか」
「適当に!」
「なんでそんなに驚くんだよ義美」
「絶対に落ちた」
「わかんないじゃん」
「もういいよ。やればわかるさ」
「えー」



周りのコンビはみんなネタ合わせをしている。

みんなきっと努力してつくったネタなんだろな。

そんな人達に俺達が勝てるわけないよ。
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