恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜
「ほお、正解。よく分かったな?」


「やっぱりそうなんだ……」


「やっぱり?」


「うん。今日、西条先輩が私を襲った時、彼は怒りで言葉遣いが乱暴になったんだけど、ところどころ女言葉になってたから」


「そっか。それはたぶん我を忘れて“素”が出たんだろうな」


「じゃあ大輔が生徒会長に立候補しようとしたのは?」


「俺は前から西条から生徒会に引っ張られてたんだ。ずっと断ってたけどな。あいつは気に入った男子を生徒会に引っ張ってたんだ」


「森君みたいに?」


「そういう事」


「じゃあ、生徒会長に立候補しようとしたのは……」


「ミイ、おまえのためだよ。おまえは言ってみれば人質だった。俺がいう事を聞かないと、ミイを不幸にすると脅されたんだ」


< 140 / 141 >

この作品をシェア

pagetop