女子高校生様の奴隷
私はかなりドキドキしながら、そっと後をつけて、出口に手をかけたところで声をかけたんです。
「お客様、ちょっとお話しお伺いできますか?」
「はぁ?何?」
「何この人?」
そんなやりとりになったんだけど、店先にいつまでもいるわけにはいかないので、
「とりあえずこちらに…」
そう言いながら、ここはチーフとして、私が一人で解決するとこ見せとかなかなきゃって考えていました。
「りなちゃん、あとお願い」
お店はりなにまかせて、何とか奥の部屋に連れて行きました。
「さっ、カバンの中のもの出して」
女子高生様を前にして、実はかなりドキドキしながら話していました。
「あ?何言ってんのコイツ」
「超むかつくんだけど」
2人の女子高生様はそう言いながら、なぜかニヤニヤして私を睨んでいたんです。
「あなたたち、さっき商品盗ったでしょ?見たんだから」
「なら見れば?うちらのカバン」
一人が自信ありげに私を見るんですよ。ちょっといやなものを感じたけど、とりあえずは調べるしかないので、カバンに手をかけようとしたんです。
「その代わり、もし何にも無かったら、どうしてくれんの?」
かなり強烈な言葉でした。でも今更後にひけなくて…
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