翔るキミ、翔んだキミ。


―…‥


大分長い時間が経ったような気がする。



俺のオヒメサマは、目が眠そうだった。



「…眠いの、友愛?」

「うん、うん、…大丈夫。」



え?いや…



それってどっち?



可笑しくて笑いそうになったけど、比べられないくらい、友愛のことを愛しく思った。



もう、幼馴染みは嫌だなって思ってしまった。



「友愛…」



友愛…友愛…友愛…



「え、つ…み?」

「チュウさせて。」

「え、ちょッ!?」



お願いだから、離れないで。



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