秘密のMelo♪y⑤＊ＮＹ編＊

確かに言われてみれば、そんな感じに思えなくもないような気がしないでもない。

しかし…。


『あのユウキがねぇ…』


『うんっ、うんっ！　間違いないわよ❤』


半信半疑のリジュに、目を輝かせるメイリー。

そんな二人にハディがものすごく遠慮がちに言った。


『で、でも……ほら、一応…っていうかその…ねえ？　人妻なわけだし』


『人妻って…なんかエロいな』


『どういうイメージよ変態！』


『変態って言うなよ！Σ』


変態だろ。


……いや、それはいつものことなんだから後回しで。

問題はそこじゃねーっつうかなんつうか…。


「なにが？」


「いやな、だからアッシュが変態かどうかの問題ではなくユウキの……っておめェいつから」


「今」


「……」


あなどれねェなおい。


ひょっこり背後から顔を出した真裕に少しばかり驚きながらも、咄嗟に話題をすり替えた。

別に隠すことでもないけれど、それが本当なら本当で、勝手にバラすのはあいつに悪ィしな。

かといって嘘だったら…あとが怖ェ。色々と。


「もう食ったのか？」


「うん」


「……でもあいつら……」


「うん？」


「皮、食ってんぞ」