鏡の向こう

「ひゅ~♪
モテモテぃ♪」

いなくなった途端、
やってきた伊織。



『ほんとやだ。』



私がうんざりしたように言うと、

伊織がけらけらと手を叩いて大笑いされた。


『笑い事じゃないからっ!!』


他人事だと思って…!!



「ごめんごめん(笑)」


まだ笑ってるし…!!


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