今日からfamily!?
顔を上げればそこにはおばちゃんが口に手を当てて笑ってる。
え?何?あたし可笑しかった?
「いや!ごめんね!元気な子だなと思って」
「はあ…」
どうやらあたしの第一印象は失敗したっぽい。
こんなはずじゃなかった。
笑われるはずじゃなかった。
「わたし、ここで家政婦をしてる小林です。コバさんって呼んでね」
あ!この人が家政婦のコバさん!
「小林さん、とりあえず彼女のおでこの傷看て貰えますか?」
「傷!?あら大変!さぁ、入って入って」
「すいません…」