今日からfamily!?


「あー、帽子。あれ今ハマっててさ、ちょっとコンビニ行くのに被ってこうと思ったら無かったから焦っただけ。コンビニは今行ってきたから大丈夫」


陽くんはニッと笑ってみせた。

それで校長室まで来たの?

やっぱり凄い行動力。

あたしには絶対真似出来ないな。


「そうなんだ…」


あたしはそんな陽くんに苦笑いしか出来なかった。


「てことで、俺暇だから案内するよ!」

「いやでも…」

「いいから行くよ!」


陽くんはあたしを手招きする。

おいでおいでぇと。


あたしはその手に導かれるように、立ち上がりドアに向かった。


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