藤井先輩と私。
「ユカっていつのまに、小西くんと仲良くなったの?」
休み時間。
次の数学の小テストをユカと勉強していたときに、朝のことを思い出しきいてみることにした。
「…………………」
あれ?
聞こえなかったのかな。
もう少し大きな声で言おうか。
「ユカって!小西くんとどうして仲良い…「バカっ!!」
ユカに思い切り口を抑えられた。
「むごっむごご…ぷはっ」
数秒して、窒息死しそうになったところでユカは解放してくれた。
「っはぁ…もう!いったい何……なの」