藤井先輩と私。
藤井先輩のファンクラブ。
そういえば、そんな組織が。
「学校の大半の女子が入ってるファンクラブなんだから、もし抜け駆け行動と組織に認識されたら終わりよ」
組織って…ユカ。
「明日ぐらい、楠木さんが訪ねてくるんじゃない?」
「えーっ!」
またあの変なアンケートとか答えさせられるのかな。
「じゃ、また明日学校で」
「うん!おやすみ!ユカ」
携帯を閉じる。
「楠木さんかぁ…」
私はベットにダイブすると、すぐに睡魔におそわれ、眠りについた。