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晃平の片手には大きな荷物。


「次の便?」


私は呟いていた‥。



「俺日本に残る。」



「「「「「「はぁああ!???」」」」」」


「どういうことだよ!?」


「そういうことだよ。出るぞ。」


そう言って歩き出す晃平。



「待てって!」


「説明しろよ晃平!」


「ここを出ないと、うるさいだろ。」



晃平は振り返り、ため息をついた。



そして再び歩き出す。



私たちも晃平の後に続いた。




動揺してて私はポカーンと口を開けていた。



晃平‥日本に残るの?



本当に!?




私たちは空港を出て、晃平を囲んだ。



「晃平、話せ。」


「親父にハメられた。」


晃平は大きな大きなため息をついた。



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