先生が死んだ日
「僕は宗也くんが本当になりたい職業につけてよかったと思う。
夢を諦めた人を、僕は許さないよ」
夢の中の先生の言葉と今の先生の言葉が重なった。
そういう、ことだったのか。
「先生……っ」
先生を殺してしまう夢を見ました、と打ち明けると先生は楽しそうに笑った。
誰しもいつかは死ぬ運命さと朗らかに言い放った。
優も笑っていた。
「お前はいろいろ考えすぎなんだよ」
本当に、その通りだったのかもしれない。