風神Ⅱ
出来ることなら誰にも頼らずに生きていきたい。
そう思って今まで生きてきた、でも実際はいろんな人に助けられなきゃ生きてはいけなくて、
あの人達を犠牲にしてまで生きている自分を呪った。
それでも自分から命を絶つなんて勇気のないあたしは意味もなく生きることしかできない事実に絶望を感じた。
あの人達はもうこの世にいない。
それなのにあたしだけこの先笑顔でいることなんてできない。
だからあたしは人との関わりを遠ざけた。そうすることで余計な感情を殺した。
でも…
だとしたらここにいるあたしは何故こんな表情なのだろうか。