風神Ⅱ
「「「「「「はぁ!?」」」」」」
秋人さん以外のみんなが綺麗にハモる。風雅までもだ。
「今度は何。」
苛ついた声であたしはみんなを見た。
「お前一人暮らしだったのか!?」
「そうだけど。」
旭の言葉にあたしは頷く。
「真城!!あの高級マンションに一人暮らししてるの!!」
大の言葉にあたしは疑問が浮かぶ。
「何であたしの家知ってるの?」
「えっ…」
とたんに風雅以外の皆がしまったといった顔になる。
「ほら、毎日迎え行ってんじゃん。」
馨が焦ったように言う。