風神Ⅱ

炎神総長登場





「いやぁ!!良かった~!!助かるよ」




ついさっきまでの真剣な雰囲気はどこへやは、次の瞬間には嬉しそうに目を細める空良の顔。






「「…え?」」




あたしも修人も突然の変わりように唖然とするしかない。









「今、炎神の情報俺が管理してるんだよね。なのにあいつら重要な情報を自分達で暴露しちゃうし、炎神の倉庫に置いてあるパソコンは10台ぐらいだめにしちゃうし、それが無意識だってことが余計腹立つんだよね。今度何か仕出かしたらどう痛めつ…注意しようかと悩んでたんだよね。」







痛め付けてって言おうとしたよこの人。




相当イライラが貯まっていたのかたれ目がちな目がさらに下がっている気がする。








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