青春しようぜッ!!

すれ違い

土曜日。

いつもより早く起きて用意をした。

カーテンを開けるとまだ寝てる翔也がいた。
まだ未練が残ってる自分が心の中にいた。
もうやめよ・・・早く着替えなきゃ。
白いワンピースに着替え、逃げるように家を後にした。
駅に着くと和志君が噴水の前で待ってくれていた。

「和志君ごめんね待った?」

走って駆け寄る私を見て和志君は笑顔で迎えてくれた。

「いや、俺も今来たところだよ 少しそこのカフェで話そうか?」


私は大きく頷いて和志君の隣を歩いた。


< 89 / 211 >

この作品をシェア

pagetop