地味男はイケメン男子!?〜小悪魔彼氏にご用心!〜
「何ガキみたいなことしてんだろな、俺ら」
「クスッ、本当に♪でも奏は子供だけど。」
「うわ〜やっぱ可愛くねぇ!」
奏は顔をしかめて言ったけどその言葉は嫌な感じではなく、なんだかさっきのモヤモヤが消える楽しい会話になっていた。
「はいはい、可愛くなくてすみませんねぇ」
「あ、認めた♪」
「え、ちょっ、何よそれー!?」
スッ…
ドキン
奏が寧々の顔まで屈むとフッ、とニヤけてこう言った。
「顔真っ赤」
「なっ!?」
「ガキ」
スッ…
「ガキって……っ、ん!」
反論を聞く前に奏に唇を塞がれた寧々。
昨日とは違い少し荒々しいキスをする奏。
「んぅ………」
息をすることさえ許されないほど長いキスをした。
そしてようやく寧々の唇を解放した奏。