霊務・ザ・ファイナル(霊務4)
「サキ! アナタに出来る償いは2つ! 私達の仲間に戻る事、アタシに一万円返す事。この2つなんだからね!」
そんなバカな。
だけど、借りてもないのに流れでサキは頷いてしまう。
「……分かったよスマナイ。アタイが悪かった……金は返すよ」
(お前は悪くないだろ!)
オッサンは心の中でツッコむ。
「そうだよサキ……ほら元気出して! 誰もアナタを責めないわ」
(当たり前だよ!)
「アタイ頑張るよ…苦しくても負けないよ…」
(青春ドラマみたいになっちゃったよ!)
「そうよサキ! 泣くのはコートの中だけだよ! でも、涙が出ちゃうのは仕方ないよ、女の子だもん」
(アタックNO1になっちゃったよ!!……って、ん……?)
よくよく昔を思い出してみる。
これと全く流れと突っ込みをした記憶があるような……
(デジャヴだよ!!!!)
今日もオッサンは、たくさんツッコミました