イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
直樹先生はそう言ってデッサン用のイーデルにスケッチブックを乗せ、木炭を持つと椅子に腰かけた。


「あの、あの…」


「だから、早くしなさい、デッサンのモデルに成って貰うんだから」


「――は、はい…」


まり子は上目使いに直樹先生を見詰めてから、かなり躊躇いがちに制服のボタンをはずし始めた。


そして、下着姿に成った処でまり子は無き先生に向かってこう尋ねた。


「あの、これじゃぁ、ダメですか」


まり子の問いに直樹先生は即答する。


「ダメ、全部脱ぎなさい」


「――でも…」
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