ぼくらのハーモニー
*第三章* from minakata yuzuki



「先生。」

「んー?」

「恋ってなんでしょうかね。」

「は?」

ピアノの時間私は先生に聞いてみた。

藤野先生は、ピアノがめちゃくちゃうまい。

そして性格もいいし美人なので大好きだ。

「そうね・・・。愛だよ。」

「はぁ・・・。」

「何、そのがっかりしたため息は。」

「いやぁ。先生って先生だなって思って。」

「そう・・・。じゃあここからやってみて。」

「ハイ。」



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