Pure
「広海…!?」
すぐ戻ったのに…
広海は倒れてて。
「広海…!?広海!?」
ゆすっても起きなくて。
「広…海…!!」
「ばーか!」
へ??
「死んだとでも思った??」
「ばか!!広海のがバカだよ!!」
「騙された方がばーか。ははっ」
「もう!知らないっ!自分で手当てしろーっ!」
「待てって!…頼むわ」
そう言って血まみれの手首を差し出した。
笑ってるけど、表情は明らかに辛そう。
今にも倒れそうなぐらいで。
溜め込んでたのかな…。
―――ポツッ…
「雨??」