Pure

『・・・美月を殺した』

「・・・!!!そんなことないよ!!広海のせいじゃない!」

『俺のせいで・・・美月が・・・』

「違う!違うよ!広海は悪くないよ!」

広海の声は震えてて。

『俺が別れて、って言わないでおけばこんなことになんなかったかな』

広海・・・。

自分を責めちゃダメだよ・・・。

「ねぇ・・・今広海どこにいるの?」

『・・・え?・・・中央病院・・・だけど』

「そこで待ってて!着いたらケータイ鳴らすから!」

行かなきゃ!

あたしはすぐに家を出た。

中央病院ならここから近いし・・・

走っていけるよね・・・!?

走りながらバッグの中からケータイを取り出す。

「もしもし沙希!?ごめん!今日学校行けないかも!」

『わかった!広海大丈夫なの!?』

「わかんないっ・・・。美月さん、助からなかったみたいで・・・っ」

『そっか・・・あたしも学校休もうかな・・・何かあったらまた連絡してよ?』

「うん!ありがと!」

何であたしパンプス履いてんのっ!

超走りにくい・・・!!


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