白亜の記憶
奥から、長老が出てきた。

困った顔。

それから、誰かが続いて出てきた。

スラリとした体。

整った顔。

挑戦的な、その、目。

彼は、白亜を見つけると、その、強い紫色の瞳で、にらみつけてきた。

「半人前、とはオマエのことか」

最悪の、出会い。
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