永遠の華〜last eternal〜
「……なにが、あった」
その体に、俺は腕を回した。
いつもは気にならなかったが。
……思っていたより、ずっと小さくて細い体に少し驚く。
体をビクッとさせ、俺から離れようとするゆかりに俺は拒んだ。
「おい、ゆかり」
自分が思ったより、低い声。
俺の腕の中で、ゆかりは首を振るだけで。
こんな時でもコイツは何も言わない。
それが、より俺を苛立たせる。
何でもないと言いながら、俺から離れるゆかりに不機嫌さが増すだけだった。