片恋~君に恋したあたし~
*恋心*
風がふわりとあたしの髪をゆらした
パステルカラーのカーテンははらはらゆれて
日差しが部屋に差し込んだ



「ふぁ~」


朝の合図というように母が帰ってきた


「お母さんお帰り・・・コーヒー入れようか?」


いつもの日課のように
笑顔で聞く


「うるさいわね・・・いらないっていつもいってんでしょ」
いつものように冷たい返事が返ってきた
それでもあたしの笑顔は崩れなかった



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