ホタル

「わたしね…小さい時から身体が弱くて、よく入院ばっかりしてたんだ…

だから本当は、学校にもあんまり行った事なくて、ずっと一人だった…

家族が死んでから、本当の一人ぼっちになっちゃって…自殺も考えてた事あった…

そんな時にショウがやってきてくれて、毎日とっても楽しくて生きる希望がもてた

だからショウには本当に感謝してるんだよ」


そう言ってくれる亜紀はとっても幸せそうに、笑っていた

そんな亜紀がとても愛しくて、優しく抱きしめた

『もう亜紀は、一人じゃないんだからな…俺がずっとそばにいてやるし寂しい思い絶対させないから…』


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