*愛してたから…
---*Benika side:芽生えた感情---

「ジュリアナはあとで理準3に来ること。」

何??

次下校なのにー。

早く帰りたい。

「いーなー。紅華ちゃん。」

途中そんな声も聞こえたが無視。

あっという間に理準3についた。

「失礼しまーす。」

裏の顔ではいった。

「そこに座って。」

「なんですか? 。」

私は奥にあるベッドをみた。

「今日はできせん。」

「は?なにが?」

ホントに分かってないのか?

「ベッドあるから…。」

「お前ってそーゆーヤツだったんだ。」

「…。」

いままで、だいたい先生と二人きりのときになったら、そーゆーことをしてきた。

コイツは違うのか?

「俺はな、そんな簡単にはしねぇよ。」

「そうですよね。用事はなんですか?。」

「これ。」

私に学生証をわたしてきた。

「どうやって学校にはいった?」

「スペアを作ったんです。」

「やっぱりか。でもな、校則第10条に違反している。即退学だ。……………………なんてゆーキャラじゃないからな。もう落とすなよ。」



「ありがとうございます。」

「それと……。」

先生は顔をちかずけてきた。

キスかと思ったが………違った。

「もっと体大事にしろよ。」

耳元で言うからびっくりした。

「耳弱いんだな。」

そう言うと先生は去ってしまった。

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