フェロモン王子様VS天然お姫様
「いいですよ。
行ってらっしゃいませ。」

「そうね。いいわよ。
でも、ちゃんと服は着替えるのよ?」

「了解。
夢ちゃん行こう?」

そう俺が言ったら

「うんっ!!」

夢ちゃんは
満面の笑みで立ち上がった。

俺は
そんな夢ちゃんの手を取り
お見合いを後にした。

そして
タクシーに乗り
ホテルから出たのだった。

だけど知らなかった。

あの時
残ってれば良かった。と、後から後悔する事にになるとは…。



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