ももいろ
む…
あたしはちょっと反撃したくなった。
「普通こういう時って、お姫さま抱っこだよね」
「はぁ!?何あつかましいこと言ってんの!?」
司くんは鬼の形相であたしを睨み付けた。
顔近い!
あたしは司くんから顔を背け、なおも続けた。
「サツキさん、大丈夫ぅなんて言いながら、ふわって」
「漫画読みすぎじゃないの!?バッカみたい!」
また、そんな言い方して。
司くんはプンスカしながら続けた。
「大体ね、バスルームからリビングに運ぶ時したけど、結構重かったんだからね!筋肉痛!」
むーーっ。レディーにむかってこの子は。
「そうだよね、司くんギター弾くのに、大事な腕を使わせてごめんね」
「わかればよろしい!」
仕返しだ。
「司くんか弱そうなのに、重いもの持たせてごめんね」
「何ぃ?か弱そうだとぉ」
明らかにムッとした声を出した司くんに、あたしは満足した。
これでおあいこ…なんてほくそ笑んでいたら。
「もうっ!これでいいのっ!?」
司くんはあたしの体の下に腕を滑り込ませて、勢い良くあたしを抱き上げた。
「わっ!?」
「ギタリストなめんな!」
「だって、重い重いって」
「重いわ!」
それでも司くんは、あたしをスタスタと部屋まで運び、ベッドに優しく横たわらせてくれた。
「俺はか弱くないからね!わかった!?」
驚いたけど嬉しかったから、素直に同意した。
「うん、司くん力持ち」
司くんは満足そうにニコッとして、
「ギタリストですから!」
と言った。
そうだ。
「ねぇ、ギタリストさん」
「はぁい」
「今度、ワンマンの話聞かせてね」
司くんはきょとんとしている。
嫌なのかな…。
「サツキさん、ライブの話なんて、興味ないんじゃないの?」
「ううん、聞きたい。でも、嫌だったら…」
司くんは笑顔全開になって言った。
「嫌なもんか!いっぱいするよ?」
か、可愛い!
あたしもつられて笑顔になって、
「楽しみにしてるね」
なんて正直に言えた。
「あれ?サツキさん、頭痛いんじゃ」
あ、しまった。
あたしはちょっと反撃したくなった。
「普通こういう時って、お姫さま抱っこだよね」
「はぁ!?何あつかましいこと言ってんの!?」
司くんは鬼の形相であたしを睨み付けた。
顔近い!
あたしは司くんから顔を背け、なおも続けた。
「サツキさん、大丈夫ぅなんて言いながら、ふわって」
「漫画読みすぎじゃないの!?バッカみたい!」
また、そんな言い方して。
司くんはプンスカしながら続けた。
「大体ね、バスルームからリビングに運ぶ時したけど、結構重かったんだからね!筋肉痛!」
むーーっ。レディーにむかってこの子は。
「そうだよね、司くんギター弾くのに、大事な腕を使わせてごめんね」
「わかればよろしい!」
仕返しだ。
「司くんか弱そうなのに、重いもの持たせてごめんね」
「何ぃ?か弱そうだとぉ」
明らかにムッとした声を出した司くんに、あたしは満足した。
これでおあいこ…なんてほくそ笑んでいたら。
「もうっ!これでいいのっ!?」
司くんはあたしの体の下に腕を滑り込ませて、勢い良くあたしを抱き上げた。
「わっ!?」
「ギタリストなめんな!」
「だって、重い重いって」
「重いわ!」
それでも司くんは、あたしをスタスタと部屋まで運び、ベッドに優しく横たわらせてくれた。
「俺はか弱くないからね!わかった!?」
驚いたけど嬉しかったから、素直に同意した。
「うん、司くん力持ち」
司くんは満足そうにニコッとして、
「ギタリストですから!」
と言った。
そうだ。
「ねぇ、ギタリストさん」
「はぁい」
「今度、ワンマンの話聞かせてね」
司くんはきょとんとしている。
嫌なのかな…。
「サツキさん、ライブの話なんて、興味ないんじゃないの?」
「ううん、聞きたい。でも、嫌だったら…」
司くんは笑顔全開になって言った。
「嫌なもんか!いっぱいするよ?」
か、可愛い!
あたしもつられて笑顔になって、
「楽しみにしてるね」
なんて正直に言えた。
「あれ?サツキさん、頭痛いんじゃ」
あ、しまった。