彼氏は猫です

「どうやら、

猫の使命が果たせたようだね。」

「はいっ。」

「よく頑張ったな。」

「黒猫様ぁーー、ありがとうございます、

大好きですぅー。」

そういって、抱きつこうとする。

「おっと、

あいにく俺には

そんな趣味はないもんで。」

そういって、ひらりとかわすと

姫華に向かって言った。
< 61 / 68 >

この作品をシェア

pagetop