ヤクザに愛された女 壱


あたしは静かにソファーに
戻ると真也さんに質問した。


「もちろん。龍二は総長の
中でも一番上だよ」


優しく言う真也さんの言葉に
頭の上にハテナを沢山浮かべた。


「海皇はね?一番大きなチームなんだ。
そんでその中で他のチームを
吸収したり同盟を作ったりしてるんだ」


「…吸収…同盟?」


真也さんの優しい教え方もダメだ…
わけがわかんない。



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