ヤクザに愛された女 壱


「梨華ちゃん?これからは梨華ちゃんも家族よ?もう何も考えなくていい。梨華ちゃんはね?次は幸せになる番なの」


「麗奈さん」


あたしはまた涙が出た。


麗奈さんはあたしに優しく笑いかけ、


ずっと頭を撫でてくれた。


「…ありが…とう…ございますッッ…」


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