ヤクザに愛された女 壱


あたし本当にここに
居てもいいのかな?


……ガラッ


「………ッッ……」


そんな事を考えていたら
勢い良く開いたドア。


あたしはそれにつられ
目を固く閉じた。


「あら!!かわいい子じゃん!!」


ビビるあたしにお構い無しに
喋るさっきのハスキーボイス。



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