オトナな初恋
「え!?…とりあえず中入って…」





ソファに座ってもらい、私も向かいに座る。




『最近ずっと様子がおかしいけど、どうした?』





「うん…実はね。」






まだはっきりしてないけど、私が上手く隠せないで拓海さんを心配させるくらいなら、もう正直に話そうと思った。





♪〜♪〜♪…





『ちょっとごめん。もしもし…』





拓海さんに電話が入る。
私はとりあえず飲み物を用意しようとキッチンへ向かった





『はぁ!?それで?…うん…ああ。
お袋はともかく、親父は相手の男に何するかわかんねえな…
ああ…わかったよ。じゃあな。』




電話を切ってため息をついた拓海さん。





麦茶を出しながらどうしたのか尋ねた。





『…姉貴に子供が出来た』




「お姉さんて結婚してたんだね。」




『いや。付き合ってる彼氏との間に出来たんだ。まだ妊娠して1ヶ月経ってないらしいけど。日曜日両親に報告しに行くから俺にもいて欲しいって電話。俺の親父厳しくて考えが古いタイプだからさ、相手の男に殴りかかったりしないか心配で、万一そうなったら俺に止めて欲しいんだって。』




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