オトナな初恋
私達の妊娠騒動の後、話し合って結婚はもう少し先にとなった。



拓海さんはいいきっかけだからこのまま結婚してもいいなんて言ってくれた。



でも、私がもう少し先でいいと言った。



社会人になったばかりだし、もう少し働いていたいっていうのもあったから。




働いて、結婚資金貯金して…
拓海さんは金なら俺の蓄えがあるから十分だ!なんて言ってたけれどね。




一応婚約って事で話がついた。
婚約って言っても両親へ挨拶とか、結納とか交わした訳ではないから、口約束のような物だけど。


でも、私の左手に光る指輪が約束の証。








『亜希、帰るぞ。』






「拓海さん結婚お祝い会は出ないの?」



披露宴はやらない代わりに簡単なパーティをレストラン貸し切ってやるって言ってたのに






『姉貴の友達に囲まれるのがオチだ。だから出ない。』









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